打田十紀夫ライブ@なんでモール(2024/9/14)
9/14は、打田十紀夫ライブを堪能させていただきました。素晴らしいテクニックとブルースをメインにしたしびれる音楽性、そのギター演奏はもちろん、マニアックなギター・音楽ネタ、ご自身の経験やらに、終始笑いを交えたトークに、この上なく興奮し、この上なく幸せを感じたライブでした。
ジャイアント馬場のテーマ曲とともにステージでリングロープをまたいでの入場はなんでモールが発祥。馬場コールを受けて、馬場のモノ真似で始まるオープニングはお決まり、いきなり会場は最高潮。
やっぱりカントリー・ブルースギター、かっこいい。自分は0.01mmも弾けないのですが、でも性に合っているというか、心が沸き立つというか、気持ちいいというか、大好きです。ベースとコードを刻みながら、ブルーススケールのメロディーが気持ちよくてたまらん。スライドバー奏法もたまらんのです。今回一番印象に残ったのはTight Match。Doly Funk Jr.とジャイアント馬場の一戦をイメージしたという楽曲。ベースとスライドが印象的で、現代的なブルースっぽくてかっこいい。リングでにらみ合ったり、張り手の応酬が目に浮かぶような緊張感で、息を飲んで聴き入りました(どんな一戦だったかわかりませんが)。
お話もとっても面白くて楽しかったです。昨年末のご自身の脳出血やその後のリハビリのお話は、悲壮感がまったくなく明るく前向き。ご自身の新発売の教則本を使ってのリハビリのお話は、宣伝にまで変えながら、笑いに変えてしまう話術にドはまりです。ちょっとしたギター奏法のコツとか、オープンチューニングのお話、打田さんの師匠にそのまた師匠、その他ギター界の大御所のお話など、話題が付きません。自分は大御所の名前とかよくわからないんですが、その話が面白いんですよね。
脳出血以来、健康に気を使うようになったという打田さん。お体に気を付けて、来年もお待ちしています!ありがとうございました!
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